グアダラハラ大学

サパタです。この日記ではメキシコでの様々な出来事について写真を交えて紹介したいと思います。自分のいるグアダラハラは今雨期で毎日夕方に必ず強い雨が降ります。それ以外は逆に日差しが強く、日が落ちるのも8時以降です。そのメキシコ社会の暑くて、辛いホットな側面を伝えれたらと思います。
自分の行っているグアダラハラ大学は10キャンパスぐらいに分かれていて、日本の自分の大学とは趣きが違いこじんまりとした印象です。大学のサークル活動といったものもほとんど見られるず、一部の音楽やサッカーのグループのビラしか見かけませんでした。一方で聞いたところによると、多くの左翼グループは存在するみたいです。学食ですが、日本の大学みたいに、大学の外の店より安いことはなく値段は標準的です。32ペソ〜35ペソ(400円ぐらい)の今日の定食は量が半端じゃなく多くて、メキシコ料理を味わえるのでお薦めです。図書館は比較的小さいですが、入り口で学生証を提示しなくてよくてストレスがたまりません。図書館の職員も、この図書館は全世界の人に開放していると胸をはっていました。インターネットを利用するのには一時間で5.5ペソを払わないといけません。しかし時間にルーズで一時間をかなりオーバーしても追加料金を払った記憶はありません。いきなり正規の授業を受けているのでヒーヒー言いながら受けています。だいたい授業の終わりにこれを読んでこいというテキストが指定され、授業が終わった後みんなで近くのコピー屋でコピーします。それを次の授業で解説するというのがスタイルです。しかしその文書の量が大量なので日本の大学みたいに多くの授業をひとつのセメスターでとるのは無理です。今大学で話題になっているのが学長が「汚職」で変わったということです。毎日ハリスコ州の新聞はそれを話題にしています。
自分の住んでいる所は大学から徒歩5分のところにある、一軒の中に15人ぐらい住んでいる家です。留学生もメキシコの学生も普通のおじさんも住んでいるかなりおかしな所です。ここは24時間インターネットが使えるので、随時情報を更新したいと思います。

大学の壁に貼っていたアンチ・ファシストのポスター

7月にあったサパティスタ支援の集会のビラ。
サパティスタ自治区の近くまで軍隊が進攻し、脅したのを非難する文書もあわせて掲載

PEMEX(メキシコ石油公社)の一部民営化、外資への開放に反対し、車でデモをしてアピールする車列。「我々のPEMEXを守れ」とスローガン。PRD(民主革命党)系の団体のようだ。今PEMEX の民営化問題がかなり大きなメキシコの政治課題になっている。

旧学長を非難し、新しい学長を支持する学生運動グループのビラ